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2012年3月13日火曜日

Ikonta 520/16 イコンタという選択

イコンタ520/16と言う蛇腹のスプリングカメラがある。
構造は、いたって単純で赤窓確認式の中判6×6カメラだ。
何を思ったか、10kで売られていたコイツを見た瞬間に衝動買いして
しまい、結局自分で修理できずに修理屋に持ち込むハメになった。
というか、自分で分解・組立はできても精度が微妙でいつも
業者に送ってしまう。
教えてくれるような人が近くにいればな、といつも思う。
買い方も考えなければならないf^^;

話が逸れた。いたって単純な構造のコイツだが
中判としては、とても小さい。
ContaxⅡとほぼ同じ横幅である。いや、それよりも細い。
冬には、コートのポケットにヒョイッと入れておける
気楽さがある可愛らしいカメラだ。



しかし、そんな可愛さ・簡易さに見合わず、ツアイスイコンの魂が
こもっているカメラだと思う。
随所に「ZEISS IKON」の刻印が入り、重厚ささえ醸し出している(と思う)


レンズは、NOVAR-ANASTIGMAT 1:3.5 f=7.5cmがついている。
のべーっとした画像というレビューがあったので不安があったが
絞り込んで撮影しているので余り気にならなかった。
シャッタースピードは、T・B 1-300まで
300だけ違うバネを用いているのか、とても重い。
負荷を考えてしまい、SS100で使っている。
ISO400なんて怖くて詰められない(笑
絞りは、3.5-16の一般的なものだ。
普段は、晴れの日にSS100 絞り11で適当にとっている。

当時、Zeiss Ikonは、フイルムも製造していたのだろうか。
内側には、フジペットのようなフイルムの広告があった。

この色使い、一度本物を見てみたいものであるwww






このカメラには、困ったことが2つある。
一つ目は、二重撮影防止機能がないことだ。
時々、ボケっとしていると一枚無駄にしてしまうf^^;
もう一つは、気軽に持ち歩けるのでフイルム消費が激しい点だ。
ついパシャリ、パシャリとやってしまい、いつの間にか
12枚を使いきっている。
だが、とても素晴らしいカメラなので、一度手に持ってもらいたいと思う。

リアラエース SS1/100 絞り11



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