なにかを見つけた瞬間にEV値を予測してさっと撮るのが好きだ。
少しくらい傾いていたって気にしない。
露出に誤差があってもまぁ笑って済ませる。
そんなおおらかな気分でContaxⅡを使う。
それが最高の贅沢だと、改めて思う。
FUJIFILMのネオパンSSの製造停止は、衝撃的であった。
個人的に、最後まで残るだろう(欲しい)と思っていたフィルムだからだ。
非常に残念だが、フィルム写真業界の先行きは、おそらく暗い。
だがしかし、この大好きなカメラ達と最後まで写真を撮りたいのである。
(そんなことをいいつつ、今日の更新のフィルムはILFORDのFP4PLUSである)
水道橋から秋葉原に向かう途中の神社にて。
目的もなく方向音痴が歩くのであるから、行こうと思ってたどり着いた
試しがない。
なにを思ってこの構図にしたのだろうか・・・
もう少し引いて撮ればよかったのに。
柄杓の金色と梅の実、そしてこの涼しげな水が印象的で撮ったのは覚えている
・・・この写真でそれが伝わると思えない。悔しい。
お財布と相談して入るのをやめてしまったお店。
いつか入ってみたいのだが、行こうと思ってたどり着かないのがもどかしい。
しかし偶然たどり着いた時は、いつもお腹が膨れているか金欠なのだ。
御茶ノ水駅からよく見える某教会の窓に猫が横たわっていた。
それはそれは気持ちよさそうに眠っていたのであるが、自分は最初
死んでいるのかとギョッとしたのであった。
カメラを向けてもほぼ反応せず「邪魔してごめんね。」と言った気分で撮った。
田舎者であるがゆえに、押しボタンは、電柱についているものとの印象が強い。
であるからにして、この地面からニョッキリ生えた押しボタンは、自分にとって
「異質なもの」である。
散歩をする度
「しかし、都会は凄い所だ。」
と、必ず一回以上つぶやいている気がする。
日本酒が好きだ。
できることなら、ちょっと甘目の純米系がいい。とかいいつつ辛口も
飲めるのだが。
地元の酒蔵が酒造りをやめて1年ちょっと経つ。
もうあの味は味わえない。
最後の一升瓶は、新聞紙に包まれて床下で眠っている。
味は変わるだろうが、それも楽しみとしている。
秋葉原のフリーマーケットで、懐かしいものを見つけた。
弥栄堂様http://iyasakado.com/ の出店である。
このフラッシュにハマって見ていたのは、中学の頃だったろうか。
更新が一時途切れてしばらく見ていなかったのだが、また再始動されている
ようで嬉しい限りである。
初めてお会いして雑談をさせて頂いたのだが、しばらく作品を拝見していなかったことも
あり、世界観などを半分ほど忘れてしまっており、恥ずかしい限りであった。
その前に、失礼であった。
秋葉原での出品は初めてであるとのことで、偶然お会いできてとても嬉しかった。
このような偶然が起こりえるから、目的もない一人散歩をやめられないのである。
今回の更新は、ILFORDのFP4PLUS 125を用いたが
この写真のラチチュードの広さに恐れいった。
なにせ、ASA200と思って撮っていたのに、これだけなんとかなっているのである。
更には、暗いけれどシャッターチャージしちゃったから・・・と露光不足覚悟であった
写真もなんとか見れるレベルになっているのである。
恐らく、長巻を購入して今後の主力モノクロになると思う。
この柔らかい感覚が好きだ。
アクロスなどのシャープさよりもこちらの緩さのある写りが好きだ。
やっぱり、ネオパンSSに消えてほしくないなぁ・・・
タグ:ContaxⅡ/Sonnar 50mm F1.5/ILFORD FP4 PLUS125
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