ライカと言えば、カメラ好きなら一度は名前を聞いたことがあると思う。
ライカは、金持ちの道楽だの何だの言わているが
ブランド力でお値段馬鹿高いことを除けば、質実剛健でいいカメラだと思います。
決して、見栄や飾りの為に買うカメラではないと断言します。
使ってなんぼのカメラである!
(といいつつ、生年月日が一緒という理由で後にM6を買った馬鹿がここにいますがf^^;)
↑もちろんガンガン使ってます
そんなライカの中で、日本のミノルタと提携して発売したカメラが
ライツミノルタCLです。
日本国外では、ライカCLとして発売され、そちらのほうが
日本では人気がある・・・ らしいですね。
ライカCLのほうがたくさん作られているのに、お値段がお高いとか(^^;)
が、実用するのにそんなことは、全く関係ない(と思う)ので
自分は、ライツミノルタCLを購入しました。
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純正のゴムフードが破けていたので
現在は、メタルフード使用 |
まぁ、購入したのは去年なのですが、購入以来よく使うカメラとなりました。
ライカというブランドを考えずとも、分かりやすい露出計・使いやすいダイアル
小さくて軽い割に頑丈なボディ!
お散歩カメラとに対する自分の要求に、ドンピシャです!
ライツとミノルタ提携の証。
営業不振で落ち目であろうと、あのライカと当時の日本企業がこの提携をするのは
誇らしかったに違いないと思います。
先日、ミノルタの技術者であった神尾健三さんの書かれた本を読みましたが
提携についてのお話があり、印象的でした。
軍艦部の後ろにあるMADE IN JAPANが誇らしげに見えます。(気のせい)
標準の40ミリをつけると非常に薄っぺらいボディで、冬のコートの中に入れるには
ちょうどいいです。
ただし、フードをつけたままだとそれだけで鏡胴部が倍以上になるので
ちょっとポケットに、とはならないのが残念です。
有効基線長が短いと言われるCLですが40ミリで使う分には
全く問題がないと思います。
それよりも、ファインダーの倍率が自分のM6と異なるので多少違和感を覚えます。
ファインダー自体も、M6よりスカッと抜けていない気がします。
とは言え、見えにくいわけではないです。
そこらの安いRF機よりよっぽど見えやすいです。
左から、装填フィルムの種類を忘れないためのもの。
コレは、白黒です。
巻き上げ解除ボタン:一度押せば押しっぱなしにしないで大丈夫です。
裏蓋ロックレバー:これを回すと裏蓋がガバッと外れます。
巻き上げレバー:うちの娘は、ちょっとゴリゴリしてます。
裏蓋を開いた(とった)ところ。
裏蓋が薄っぺらく見えますが、堅牢でビクともしません。
さすがに落下等はきついでしょうが……
左側にストラップ通しがあるのですが、外れた裏蓋がどこかに行ってしまう
心配がないので自分は好きです。
これくらいの大きさだと、ヨコ釣りより縦釣りのほうが好きかもしれません。
電池部、裏蓋を外さないと電池交換はできません。
この白の所にフィルムを噛ませるのですが自分の個体は、ひび割れ
一部なくなってしまっています。
他の部分を使えばいいのですが今後の耐久性が不安です。
※その後、鹿児島の修理店にて、R型のものと交換してもらいました。
互換性があるとは思いませんでしたので驚きました。
この右下の銀ポッチが、バッテリーチェッカーです。
最初、これがなんのパーツか分からず困惑しました。
バッテリーチェッカーの使い方は、カメラを水平にして
SSを1/60にします。 その状態でこのポッチを押して
指針が真ん中の切欠きにくればオッケーのようです。
マウント部:巻き上げをすると、上から枕木式の素子が出てきて測光します。
ただし!最近メーター不調になってしまいました。
元から適性を示していてもアンダーだったので
ついに!って感じですね。
まだ完璧に故障ときまったわけではありませんが
おそらく故障かな・・・
と思います。
(と思ったら、突然直りました。なんだったんだろう……)
シャッタースピード・ASAの設定。
ファインダーを覗いたままでシャッター速度が設定できるので
とても便利な位置にあると思います。
ライカ使い(笑)からは、評価が低いとされるCLですが
お散歩するのにこれほどいいカメラはないと思います。
40ミリのつぶしが利くレンズ、電池がなくても動き
ピントもしっかり確認ができる。(目測・素通しファインダ使うのが苦手)
また、遠くのネコを撮りたい時は、90ミリに変えて撮れるという
固定式単焦点カメラではできない芸当もできます。
Lマウントのエルマー90ミリですが、コンパクトなのでカバンにちょっと
入れとくにも都合がいいです。
まぁ自分には、不釣り合いな高級コンパクトですwww
ブランドとか気にしないで節操無くカメラを使っているので
ライカだろうとなんだろうとあまり気にしてません。
ガンガン使ってます。
昨日、白黒で撮った写真の仕上がりが楽しみです。
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M-ROKKOR1:2 f=40mm
スペリアエクストラ400 |
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M-ROKKOR1:2 f=40mm
Rollei SUPERPAN 200 |
この記事が、当ブログでは一番閲覧されているようですね。
やはり皆様、気になるカメラなのでしょうか。
(H.24-11.16 加筆訂正)
つまり、スキャナのベット側がネガの乳剤面(艶のない方)、無反射ガラス側にネガのベース面(艶がある方)にしてスキャンします。ただそのままだと像が反転した鏡像状態なので、フォトショップとかGimpとかで反転させればOKです。
僕の場合、ほぼこの方法で解決しました。